ストレスで太る原因は「意志力」が関係していた!その原因と対策を解説

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この記事では、オーストラリアのカーティン大学の研究結果をもとに、「ストレスが肥満に繋がる理由」をご紹介しています。

「ストレスが肥満を招く」って聞いたことはありませんか?

ただでさえストレスを感じる環境にいて辛いのに、それが原因で太ってしまったらもう泣きっ面に蜂、ダブルショックですよね。そしてまたそれがストレス原因になり、さらに肥満になって・・・

そんな悪循環からは、早く脱出したいものです。

この記事では、ストレス&肥満のダブルショック状態の方へ向けて、

記事の前半で、①「なぜストレスで太るのか」の、カーティン大学の研究結果を、記事の後半で②悪循環に陥らないための対策を、

そして最後に、「自分は弱い人間だ、もっと強くなりたい」と思っておられる方に向けて、③いかりや長介さんの名台詞をご紹介しています。

この記事を書いた人

筆者:40代のおっさん/ダイエットアドバイザー

過去に3か月で13キロのダイエットに成功した経験から、ダイエットに役立つ情報や商品をご紹介しています。

→私が3か月で13キロ痩せられた方法はこちら

目次

カーティン大学が行った「奇妙な実験」

オーストラリアにあるカーティン大学が「肥満とストレスの関係」について研究した、その実験内容は、なんとも奇妙なものでした。

まず、BMIが25以上ある、肥満気味で、かつダイエット志向の高い学生を集めました。「ぽっちゃりだけどダイエット頑張ってます!」そんな学生さんを集めて、しかし今から行う実験内容については、

「スイーツの味覚調査をします。」

と、うその内容を教えます。

つぎに、実際にスイーツを食べてもらう前に、これまたうそで「まずは認知機能の調査をします。」と伝え、学生さんを2つのグループにわけて、

1つ目のグループには、「立った状態で、1000から5を引いていく暗算」をしてもらいます。

そして、2つ目のグループには、

片足立ちで、1000から7を引いていく暗算をしてもらったそうです。

なんとも奇妙な光景ですが、これ、じっさいに自分がやってみたところを想像してみると・・・めちゃくちゃしんどい思います・・・💦2番目グループの学生さん、お疲れさまでした・・・

で、この「認知機能の調査」と称した事前テストを終えて、学生さんにクッキーとチョコレートを食べてもらい、どんな味だったか報告してもらいます。このとき、食べる量は無制限、いくらでも食べてOKと伝えています。

結果、1つ目のグループ、両足立ちで簡単な暗算をしてから食べたグループよりも、2つ目の、片足立ちで難しい暗算をしてから食べたグループの方が、クッキーは約2倍、チョコレートは約3倍近くも食べていた、というものでした。

これが、5%とか10%程度の差なら「誤差」ともいえますが、そうじゃなくて2倍~3倍もの、はっきりとした開きがありました。しかも、この実験に参加したのは「ダイエットを頑張っている」はずの学生さんです。

しかも、クッキーやチョコレートの味なんて、1つ食べればわかります。だけど、2番目のグループは、誘惑に負けて必要以上にたくさん食べてしまった、という結果でした。

後者の学生さんのダイエット意思を弱らせてしまった原因は、事前に行ったあの奇妙な片足暗算からくる「ストレス」であると考えられます。

カーティン大学の研究チームは、これを「意志力の消耗」と呼んでいます。続いてお話しします。

(参考文献:庵野拓将著 科学的に正しいダイエット 最高の教科書)

→【関連記事】ダイエット継続の秘訣は「弱者の戦略」にあり!

人の「意志力」には限界がある

ダイエットに取り組んでおられる方は、「甘いものは控えなければ!」という意志力によって、じっさいに甘いものを我慢することができていますが、

カーティン大学の研究チームは、この意志力には誰しも限界があって、過労やストレスによって身体的にも精神的にも疲弊してしまうと、その「意志力」が削られ、本来持っていたはずの「甘いものを控える」という気持ちが失せてしまうのではないか、と考察していますし、私も同感です。

でなければ、あんなにはっきりと結果に表れませんよね。

何らかの原因でストレスを感じると、誰であっても、それが原因で本来持っているはずの「意志力」が失われ、それが過食につながり、結果、肥満を招いてしまいます。

そうすると、それがさらなるストレス原因となり、また過食してしまって・・・といった悪循環につながりかねません。

また、「過食の原因はストレスにある」と知らないままでいると、

ああ、また食べてしまった・・・私はなんて情けない人間なんだ・・・最低だ・・・

と、自己嫌悪に陥ってしまうこともあるでしょう。でも、先にも述べた通り、本当の原因は過食してしまった人の人間性にあるのではなくて、ストレス源によって意志力が削られてしまった結果なのです。

悪いのはあなたじゃない!
原因はストレスなんだよ!

つまり、いかにストレスをなくし、「意志力」を減らさないかが継続のカギといえます。

→【関連記事】成功者に学ぶ!ダイエットのためにやめたことランキングTOP5

続いて、意志力を減らさないためのコツについてご紹介します。

意志力を削りやすいダイエットとは

まだ太っていた頃の私は、

「辛いことに耐えないと痩せることはできない」

と、意味もなく思っていましたが、これはそもそもが間違いです。

例えば、「朝はサラダしか食べない!ドレッシングもいっさい使わないぞ!」こんな過酷で辛い目標を立てたとします。

味なしサラダなんて、美味しいわけがありません。むしろ、「うわぁ・・・まだ半分あるのか・・・😭」って、嫌な思いを我慢しながら食べることでしょう。そこで感じたストレスによって、本来あったはずの意志力が削られてしまい、

昼食もカロリーを抑えないと・・・という意志が続かず、つい高カロリーな食事に逃げてしまうのです。

これは、自分で自分の意志力をで削っているんですよね。

ダイエットには色んな方法がありますが、「嫌だな・・・やりたくないな・・・」と感じることは、つまり自分の首を絞めるだけで成功率は低いので、思い切ってやめてしまって、他の方法を試してみるほうがずっといいです。

言い換えれば、ダイエット成功者とは「ストレスのない自分に合った方法を見つけられた人」と言ってもいいと思います。

私はとにかく運動がキライで、でも食事改善ならできそうだな、と思ってそっちに集中しました。

結果、空腹に耐えないダイエット方法を2つ見つけることができて(むしろ満腹感がすごい😂)、13キロのダイエットに成功しましたし、それを今でも実践しています。

私が実践しているこの2つの方法があなたに合うかどうかはわかりませんが、興味のある方はお読みください。

満腹ダイエット①「減量食」

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40代おっさんが宅食で何キロ痩せるか実験してみた

満腹ダイエット②「減量パン」

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減量パンと減量スープで何キロ痩せられるか実験してみた

この章では、「ストレス原因がダイエットにある場合」についてお話ししましたが、次章では、ストレス原因が外部にある場合の、私なりの対処法についてお話しします。

ストレス原因が外部にある場合

この章では、ストレス原因が外部にある場合の、私なりの対処法をお話しします。

生きているとどうしても、ストレスを感じることや心配事に遭遇するもの。それは仕事であったり、人間関係であったり、お金のことだったり・・・

そんなときは、たとえ正しいダイエット行動をしていても、外部から受けるストレスで効果は落ちてしまうことが多いと思います。

じゃあ、そんなときはどうすればいいのかというと、

「思い切ってダイエットをおやすみしてみる!」

が一番だと思います。

いったんダイエットは忘れて、まずは心配事を片付けることに集中してみましょう。誰かに相談するもよし、助けを求めるもよし、思い切って環境を変えてみるもよし!

そして、1つ対策行動が取れたら、その結果のいかんに関わらず、「ご褒美」として、普段は食べないものを味わうのがいいと思います。大事なのは、いい結果になったかどうかではなくて、「対策行動がとれた自分、エライ!」という意味でのご褒美ですよ😋

そう決めておくことで、後のご褒美が楽しみで🤤そのおかげで踏み出せなかった一歩を踏み出しやすくなりますし、地道に対策行動を取っていると、おのずと状況は改善してくるものです。

そして、心配事が片付いたら、そこからダイエット再開すればいいんです✨そしてこの対策行動中は、そのご褒美のおかげでちょっと太ってしまうかもわかりませんが、

今はそれでいい!

って、自分を許してあげましょう。

だって、体重が増えるってことは、それだけ多くの対策行動を頑張っている証拠ですからね。

どっちにしたって、心配事やストレスがあるとダイエットはうまくいかないのですから、だったらもう、ダイエットはいったんお休みして、対策行動に全振りしてしまいましょう。

また、的を1つに絞ると、自然と「やる気」が出てくるものですよね。

これが、ダイエットもしないと・・・心配事も片付けないと・・・って、「的」がたくさんあると、やる気がそがれてしまうばかりでなく、どちらも上手くいかないことが多いと思います。困ったときは「弱者の戦略」といって、一点集中が基本ですからね!

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本記事の執筆にあたりまして、下記文献を参考にさせていただきました。

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