この記事では、1時間の運動で何グラムの汗をかくのか、私自身が検証してみたものです。結果、真夏に1時間のウォーキングをしたときに出た汗の量は、約700グラムでした。
ダイエットしている方なら、毎日決まった時間に体重を量っていると思います。
そのとき、体重計の数字が大きく下がっていたら、「やったぁ!!」って嬉しくなりますよね!
でも、そこでちょっと注意したいのが「それってほんとに体脂肪が減ったの?」ってこと・・・
体重は色んなものに左右されますから、体重計の数字が下がったからといって、イコール体脂肪が減ったとは限らない・・・また、家庭用の体重計で測れる体脂肪率はあまりあてにはなりません。だから、その時の体重とその日の行動で推測していくわけですが、
その、体重を大きく左右する要因のひとつが「汗」です。
これを書いたのは、2023年8月の猛暑のとき。この記事は、私がじっさいに汗をかきながら1時間のウォーキングをして、前後の体重の変化、つまり「汗の重さ」を検証してみたものです。
日々のダイエットに運動を取り入れている人は、ぜひ参考にしてみてください。
40代おっさん/ダイエットアドバイザー/管理健康栄養インストラクター/食育アドバイザー
過去に13キロのダイエットに成功、4年間維持しています。自分自身の経験から、ダイエットに役立つ情報を発信しています。
1時間のウォーキングで出る汗の量は?
私は、ダイエットのための運動はしていませんが、健康維持のため1日30分~1時間程度のウォーキングをしています。そのウォーキングを終えてから体重を量るのがいつものルーティンなのですが、
毎年思うのが「夏は予想以上に体重が落ちる」ってことですね。で、きっとこれはたくさん汗をかいて体内の水分が抜けただけ、ぬか喜びは禁物!って自分に言い聞かせていますが、じっさいどのくらいの量が汗として出ているのか、検証したことはありませんでした。
今回、まずしっかり水分補給をしてから体重を計測してみると・・・
水分補給後、スタート時点での体重は57.5キロ。この日の外気温は33.1℃でした。
熱中症対策のため、ウォーキング中の水分補給は必須。道中に飲む水の量もあらかじめ計測しました。
容器の重さを引いて、補給用の水の重さは313グラム。
この水を持ってウォーキングスタート👣
水分補給をしながら1時間のウォーキングをして、歩いた歩数は約6000歩、歩いた距離は約4.5kmでした。
戻ったときは、Tシャツが背中に張り付くくらいの汗をかいてました。
その後、汗をシャワーで流してから体重を計測してみると・・・
57.1キロ。
途中で補給した水分量を引くと、スタート時と終了時で、713グラム減ったことがわかります。
これがもし、体脂肪が700gも減ったんだったら夢のような話ですが、もちろんそんな奇跡は起こりませんからね・・・1キロの体脂肪を落とすために必要な消費カロリーは7000kcalですから、1時間程度のウォーキングで減った体脂肪なんて20~30g程度でしょう・・・
このように、私の場合、真夏に1時間のウォーキングでかく汗の重さは約700グラムでした。また、私は人よりは汗をかくほうだと思います。機会があれば、私と同じように、自分が運動の前後でどのくらいの量の汗をかいているのか検証してみるのもいいですね。
続いて、運動中の水分補給についてお話しします。
運動中の水分補給について
今回の実験で、私の場合は1時間の運動で700グラムの水分が出ていたことわかりましたが、自分でも予想外に多かったですね。
ダイエットには水分補給が欠かせません。痩せたい人は、汗をかいていなくとも1日1.5リットルの水を飲むことが必要と言われています。
(出典:水は1日どれくらい飲めば良いか | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
そのうえ、夏場に運動すれば大量の汗をかくわけですから、それ以上の水分補給が重要となってきます。体内の水分が不足しているとダイエット効果も落ちるだけでなく、熱中症の危険もありますからね。
私はいつもしっかり水分補給をするために、自宅にウォーターサーバーを設置して、毎日1.5リットルを飲むようにしていますが、夏場はもっともっと飲まないといけないってことですね💦
今回の私のように「あれ!?」って思うくらい、予想外に体重が落ちたときは、汗をかいた後の水分補給が十分でない可能性があります。夏場はいつも以上に水分補給を心がけて、また、急に体重が落ちたときはぬか喜びするのではなく「水不足かも?」と気を付けてみるといいですね。
また、前章でも述べたように、私と同じように運動前後で自分の体重を計測して、どのくらいの水分が出ているのかを知り、運動中の水分補給量の目安にしてみてください!
最後に、ダイエットするにあたってとても大切な「一喜一憂しないこと」についてお話ししておきます。
ダイエットに大切なのは「一喜一憂しないこと」
先の章で、「急激に体重が落ちても体脂肪が減ったわけじゃないから、ぬか喜びは禁物!」とお話ししました。体脂肪がそんなに一気になくなることなんてないですからね。
でも、それとは真逆に「体脂肪が一気に増えることもない」ということも覚えて欲しいと思っています。
というのも、正しいダイエット行動をしているのに、謎に体重が増えたりすることがありますが、そんな時は「何がいけなかったんだろう・・・」って思いますよね。つい、その日の体重だけ見て、自分を責めたり、「原因探し」をしてしまったり、嫌になってやめてしまったり・・・
でも、綺麗にまっすぐ体重が落ちる人なんていなくて、誰しも上がったり下がったりしながら、でも少し長いスパンで見ればちゃんと痩せているもの。だからこそ、その日の数字だけみて落ち込む必要なんてまったくないんです。体脂肪は急に増えたりしませんからね。だからこそ、「一喜一憂しないこと」が大切なんですね。
大丈夫!正しい行動をしていれば身体は必ず応えてくれますから!
皆様のダイエットが成功するよう祈っています✨
この記事は以上となります。
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