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アラカン~アラフィフ~アラフォーそしてアラサーの「元少年」たちに、世代を超えて愛されているゲームといえば、マリオシリーズと、あとはドラクエではないでしょうか?
その「ドラクエの初期装備は?」と聞かれて、何を思い浮かべますか??
じつはこれで年代がバレるんです🤣
この記事は、そんな「なつかしのドラクエネタ」と、
「おきのどくですが」の誕生秘話ほか、ドラクエにまつわる裏話などをご紹介しています!
この記事を書いた人
40代のどこにでもいるおっさん
普段は40代向けのダイエット系ブログを運営していますが、たまにノスタルジーねたをぶっこみます。
「ドラクエの初期装備」で年代がバレる?
歴代ドラクエシリーズのうち、あなたは何作目をプレイされましたか?
私は40代なかばの「元少年」で、Ⅰ~Ⅲまでをプレイしました。私が覚えている、ドラクエの初期装備と言われて思い浮かぶのは、
・たけざお
・こんぼう
です😅記憶をたどってみると、Ⅰの初期装備が「たけざお」で、ⅡとⅢが「こんぼう」だったような・・・しかしよくよく調べてみるとじつはまったくの記憶違いでした。
そしてその真実を知れば、改めて、昭和時代の「おうさま」がいかに鬼畜な人物だったかがよくわかります🤣
それでは、順番にご紹介いたします。
DQ1
初代ドラクエの勇者の初期装備は、衝撃的なものでした・・・
ぶき | ぼうぐ |
---|---|
なし | なし |
・・・なんと、全裸なんです😭
武器なしの素手、完全丸腰なのはまあいいんですが、「ぼうぐ」はつまり衣服のことでもあります。つまり初代の主人公は、王様に遭い、城を出て城下町で「ぬののふく」を買うまで、全裸です。
しかし、町の人は全裸の男がいきなり話しかけても普通に会話してくれ、道具屋のご主人も全裸男に普通に対応してくれるのです。おそらくは、この世界ではそんなの当たり前のこと、きっと大らかな時代だったのでしょう。
で、最初の町で買える武器が「たけざお」と「こんぼう」です。最初の王様がくれるお金が雀の涙ほどの金額しかないため、当時のチビッコたちの多くが、ここで早くも心を折られました。
たった120Gを全裸の男に渡して「世界を救ってこい」と全責任を丸投げするこの王様、なかなかの鬼畜王&ブラック王ですね・・・
DQ2
DQ2の主人公キャラの初期装備は、
ぶき | ぼうぐ |
---|---|
なし | かわのよろい |
・・・素手ではあるものの、前作のように全裸ではないようで安心しました😅
そのあと王様の所へ行って「どうのつるぎ」をもらいます。私はてっきり「こんぼう」が初期装備と思ってましたが、これはじつはその次に仲間になる「サマルトリアの王子」の初期装備でした。こんがらがってましたね💧
そして、最後に仲間になる「ムーンブルクの王女」の初期装備が、ひのきのぼうと、ぬののふくでした。
また、2では武器や防具を入手しても、「そうび」コマンドを選択しないと意味がないんですが、それを知らずに、どうのつるぎを腰に下げたままスライムを素手でぶんなぐるプレイヤーが続出しました🤣
しかし、今の子供たちには信じられないと思いますが、このDQ1、DQ2には、セーブ機能がありません。冒険を中断するときには、指定の場所へ行って「ふっかつのじゅもん」と呼ばれるパスワードを教えてもらい、それをメモして、冒険を再開するときに、あのクソ長いひらがな文字を延々と入力しなければなりません。
もちろん、当時スマホはおろか携帯電話すらなかった時代、写メにおさめるなんてできませんからね・・・
そして、当時のチビッコたちを苦しめたこの画面・・・
入力したじゅもんが一文字でも違えば再開できません。また、手書きのメモですから、よく書き間違えては絶望していました・・・
「ふっかつのじゅもん」はある意味、竜王やハーゴン、シドーよりも恐ろしい敵でした😭
それから、あの伝説の勇者「もょもと」や、ドラクエシリーズ最難関と言われる、「鬼畜洞窟ロンダルキア」の誕生秘話についても、後半で解説しています!
DQ3
3の初期装備を覚えていますでしょうか。
ぶき | ぼうぐ |
---|---|
どうのつるぎ | たびびとのふく |
1,2よりも、防具はやや劣るものの、武器のほうは充実していたんですね、私はてっきり3の初期装備は「ひのきのぼう」だと思ってました。
それから、仲間。2は決まったメンバーとストーリーの中で出会っていくというものでしたが、3からは初期状態から4人パーティーでスタート、それも職業を自由に選べるという、画期的なものでした。
しかし、当初王様から渡される戦費はなんと、たったの50G・・・これでは仲間全員の装備を整えるなんてとてもできません。
なのでしかたなく、金目当てで、形だけ仲間を加え、その仲間の着ている「ぬののふく」を引っ剥がして道具屋に売り払い、全裸状態で放り出すという鬼畜行為が横行したものです。この責任の一端は王様にあると私は思います。
そしてそして!!!
1,2ではなかった「セーブシステム」が登場したものこのシリーズからでしたね!
だから、当時のチビッコたちはあの長い長いパスワード入力から解放される!と狂喜乱舞したものでした。
こんな落とし穴が待っているとも知らずに・・・
これは、セーブデータが消失してしまった時のメッセージで、私くらいの年代の人は、いまだにゾクッとするんじゃないでしょうか😱
もうね、この画面が出たら、何をやってもどうあがいても無駄。どんな強い武器を装備していたって、強制的にスタートの「どうのつるぎ」「たびびとのふく」状態に戻され、またスライム狩りからスタートしなければならないのです・・・
また、この「おきのどくですが」にまつわる誕生秘話(都市伝説)も、後編で解説していますので、お読み下さると嬉しいです。
しかし、こうして改めて振り返ってみると、冒険スタート時点で出会う「おうさま」は、いつもわずかなお金で人をこき使い、しかも世界を救ってこいなどという無茶な要求をし、自分はなにもせず玉座に座ったまま、全責任を担当者に丸投げするという鬼畜な人物・・・
今思えば、それはまるで「ブラック企業の社長」そのものですよね。。。ああ怖い。。。
DQ4以降
ここからは、4以降の初期装備をご紹介します。
DQ4
【ライアン】
ぶき | ぼうぐ |
---|---|
どうのつるぎ | かわのよろい |
DQ5
ぶき | ぼうぐ |
---|---|
ひのきのぼう | ぬののふく |
DQ6
ぶき | ぼうぐ |
---|---|
ひのきのぼう | ぬののふく |
DQ7
ぶき | ぼうぐ |
---|---|
なし | ぬののふく |
DQ8
ぶき | ぼうぐ |
---|---|
兵士の剣 | 布の服・バンダナ |
DQ9
ぶき | ぼうぐ |
---|---|
どうのつるぎ | 天使の服、タイツ、ブーツ |
DQ10
ぶき | ぼうぐ |
---|---|
エテーネの剣 | エテーネの服、腰布 |
というものでした。
ドラクエの初期装備は?と聞かれて、私のように「たけざお」や「こんぼう」が出てくる人は、おそらく40代~50代でしょうね🤣いっぽう、「ひのきのぼう」が浮かぶ人はもうちょい若い人でしょうか。
続いて、ドラクエにまつわるトリビア、裏話や都市伝説などをご紹介いたします!
ドラクエにまつわるトリビア、裏話
この章では、ドラクエにまつわるトリビアや都市伝説などをご紹介いたします。
※筆者は40代で、3までしかプレイしていないため、そのあたりのお話が中心になっています、どうぞご了承ください💦
・初代ドラクエの要領は64キロバイト
・大人のジョーク「ゆうべはおたのしみでしたね」
・鬼畜ダンジョン「ロンダルキア」の誕生秘話
・伝説の勇者「もょもと」
・ホイミの由来
・「おきのどくですが」の誕生秘話
・イシスの女王の名言
・皆勤賞のモンスターはスライムと〇〇
・ゲーム制作会社とゲーム雑誌の「大人の事情」
の順番にご紹介します!
初代ドラクエの容量は64キロバイト
初代ドラクエの要領は、なんと、たったの64キロバイトだったそうです。
私はよく飼い猫の写真をスマホカメラで撮るのですが、
この1枚の写真が161キロバイトでした。なんと、この写真のたった1/3しかない容量で、あの壮大な世界観を演出していたというのですから、驚きです😲
少ない要領で少しでも多くを詰め込むため、ひらがなの「り、へ」はカタカナと共有したり、使用できるカタカナを制限してそのなかで呪文名を考えたりと、ゲーム職人たちの涙ぐましい努力があったといいます。
大人のジョーク「ゆうべはおたのしみでしたね」
初代ドラクエでは、ラスボス竜王を倒した後、女王をお姫様だっこした状態でスタート地点まで帰ります。これは、2体のキャラクターを同時に表示させることができなかったため、むりやり抱きかかえさせて1体としたのだそうです。
で、もう戦いは終わっているので、宿屋で回復する必要はないのですが、姫を連れたこの状態であえて宿屋にとまってみると、翌朝の宿屋の主人のセリフが、いつもの「ゆうべはよくおやすみでしたね」が、
「ゆうべはおたのしみでしたね」
と変化します。姫といると、宿屋は体力を回復させる場所じゃなく消耗させる場所になってしまうという、少ない容量ながらも大人のジョークが仕込まれている、ゲーム制作者の職人芸でした🤣
鬼畜ダンジョン「ロンダルキア」
長くドラクエを愛するファンに、「何作目のどこがいちばんきつかった?」というアンケート調査を行ったところ、ダントツ一位だったのが、2の「ロンダルキア」だったそうです。
確かに、あの長い長い海底洞窟、しかも落とし穴が随所にあり、何度も何度も挫折しながらやっと洞窟を出たら、そこから強敵「ギガンテス」や「デビルロード」、さらにザラキを連発する「ブリザード」の群れを相手にしなければならない・・・
数多くのチビッコたちの心をへし折ってきたあの鬼畜「ロンダルキア」。
じつは、あんな鬼畜難易度になった理由は「時間がなかったから」だそうです💧
というのも、初代ドラクエの大ヒットに勢いに乗ったエニックスは、8か月という短期間で2の制作に踏み切ります。そのため、各場所での「難易度チェック」が十分に検討されず、あの未完成ともいえる鬼畜状態のまま発売となったのだとか・・・
だけど、おっさんになった今、改めて挑んでみたいですね!
伝説の勇者「もょもと」
DQ1、2は、セーブ機能がなかったため、冒険を再開するつど、あの長いパスワード「ふっかつのじゅもん」を入力します。
そのなかの「隠しコマンド」的な呪文、
ゆうてい みやおう きむこう ほりいゆうじ とりやまあきら ぺぺぺぺぺ・・・
このように、当時のジャンプ放送局のキャラ名や制作陣の名前の後に、ペの字を最後まで入力した状態で冒険を再開すると、
Lv.48の状態で「もょもと」という名前で、スタート地点からプレイできます。まるで、コナミのグラディウスの隠しコマンド、「上上下下左右左右BA」と同じノリですね🤣これも当時のチビッコには有名な話でした。
DQ2主人公のレベルカンストが50ですから、Lv.48からのスタートなんてそりゃもう当然のように無双状態です。いちおう、どうのつるぎはもらえるものの、そんなもの「もょもと」の鍛え抜かれた腕力の前には無意味。中盤以降くらいまでの敵は素手でワンパン瞬殺するという、殺戮マシーンもょもと。
ただ、私たちの地元では、たとえDQ2をクリアしても、「もょもと」状態だとひどくバカにされるという欠点もありました🤣
子供たちの間では、
「もょもとは甘え」
だったんです。
なんともストイックな小学生たちでしたね🔥
また、これはあくまで私個人の推測ですが・・・
DQ2制作陣は、前の「鬼畜ダンジョン・ロンダルキア」でもお話ししたように、難易度調整が不十分だったことをわかっていて、だからあの「もょもと」の隠しコマンドを仕込んだのかなと思うんです。
当時のプレイヤーたちがあまりの難しさに根を上げ始めたころに、この「隠しコマンド」の情報を流して、再チャレンジできるよう配慮したのでは?なんて、おっさんになったいま、そんなことを想像します。
ホイミの由来
初代からある回復魔法「ホイミ」の由来ですが、
(これは出所不明の完全な噂話ですが)ホイミの効能は体力回復、つまり「休むこと」です。この「休み」という字を分解して、
「休ミ」=「イホミ」=「ホイミ」
となった、という噂があります🤣ほんとかどうか不明ですよ?
しかし、子供の頃は「ベキラマ」とか「バギクロス」「イオナズン」とか使えたらいいなぁ、と思ったものでしたが、すっかりおっさんになった今は、そんな攻撃魔法よりも、「ホイミ」「ルーラ」「ラリホー」などの、いわゆる介護系魔法を使えたらいいなぁ、と思いますね🤣
「おきのどくですが」の誕生秘話
3の、セーブデータが消えた時のあの絶望感を味わったチビッコも多かったと思います・・・これもまた、出所不明の完全な噂話ですが、
じつはあの「おきのどくですが」は、一定の確率で出現するようプログラムされていた、という噂があります。確かに、同時期に発売された「ファイナルファンタジーⅠ」にも同様のセーブ機能がありましたが、そのFFのデータが消失したなんて話は聞いたことがありませんでしたからね。
なのに、ドラクエのあの異常なデータ消失率・・・たしかに、そんな噂が流れてもおかしくはありませんね。
その目的は、「製作者のイタズラ心だった」「子供たちに、世の中は甘くないんだと教えるためだった」「中古市場に出回らないようクリア期間を引き延ばして、新品を1個でも多く売りたかったため」など、いろんな噂が飛び交っていましたが、真実は謎のままです。
イシスの女王の「名言」
3の中盤で出会う、イシスという国の女王に最初に話しかけたときに、女王はサラリと名言を発するのだそうです。それが、
「すがたかたちではなく、美しい心をお持ちなさい」
「心にシワはできませんわ」
です!製作者も、女王の言葉を通じて子供たちに心の豊かさを教えたかったのでしょうか。それにしても素敵な言葉ですよね✨
私はTwitterのダイエット系アカウントを持っていて、フォロワーさんがツイートでこのことをおっしゃってて、でも私の記憶にはありませんでした。
今回この記事を書くにあたって調べてみると、これはファミコン版にはなく、後で発売されたリメイク版ならではのセリフなんだそうです。
皆勤賞のモンスターは、スライムと〇〇
皆勤賞のモンスター、つまり、初代から全シリーズに登場するモンスターが2体だけいます。
そのうち1つはもうおわかりですよね。そう、スライムです。で、あともう1体いるんですが、ご存じでしょうか?
それは「メタルスライム」です。
メタルスライムも、スライムと同じく、初代からずっと出演している、ベテランモンスターなんですね!
昭和、平成、令和と登場しててきたメタルスライムは、多くの世代のチビッコから狙われては逃げてを繰り返し、そうやって昭和・平成・令和のプレイヤーを今なお魅了している、名物キャラです。
ゲーム制作会社とゲーム雑誌の「大人の事情」
DQ2が発売されてすぐ、あるゲーム雑誌が、制作会社のエニックスから訴えられ、ニュースになったのを覚えておられますでしょうか?
当時、テレビニュースでドラクエが取り上げられるだなんて本当に珍しかったので、チビッコだった私はこのときのことをよく覚えています。
その内容は、私の記憶では「ゲームのヒントを、約束の期限を破って、前倒しで雑誌に公表した」だったと思いますが、間違ってたらすみません💦
子供の頃は、なんだか事情がよくわからなかったのですが、無事おっさんになった今は、その「大人の事情」がちょっとわかりますね・・・
当時、インターネットはおろか、携帯電話すらなかった時代、情報源は、テレビか雑誌でした。
ゲーム制作側も、難易度が高すぎてプレイヤーに飽きられてはいけない、だけどあまりにも簡単にクリアされると中古市場に出回り、新品が売れなくなる、そんなジレンマがあったと思います。
また、ゲーム雑誌は、子供たちの唯一といってもいい「情報源」でした。なかなか解き明かせないゲームの攻略法が乗っている号となれば、その雑誌は飛ぶように売れました。
だから、ゲーム制作会社も雑誌側もいい協力関係を保ち、プレイヤーを飽きさせないよう、また簡単にクリアさせないよう、お約束の上でヒントを小出しにしていたようです。そうすることで、ゲームが売れ、雑誌が売れ、おたがいにin-Winですからね。
だけど、その約束の期限を前倒しして、他の雑誌を出し抜き公表したのが、そのゲーム雑誌だったと言われています。当時の私たちは夢中になってプレイしていただけでしたが、大人の世界にはそんな「大人の事情」があったんですね・・・
・・・という、そんな懐かしのドラクエネタでした✨
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