ダイエットにカロリー計算は不要?ダイエットアドバイザーが解説

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この記事では、巷で「ダイエットにカロリー計算は不要」と言われている理由と、それでも私はカロリー計算をすべきだと考えている理由についてお話ししています。

「ダイエットにカロリー計算は意味ない!」

と聞いたことはありませんか?

私が見聞きした範囲ではありますが、「カロリー計算は無意味!」と言っている専門家も多く、また、ダイエットコーチやボディメイクの先生など、ダイエットに関するプロでも、カロリー計算をしていない人も多くいます。

私も、以前はカロリー計算をしていた時期がありましたが、今ではやっていません。

ではなぜ、ダイエットのプロほどカロリー計算をしなくなるのでしょうか。

それは、カロリーの数字は「ざっくり」すぎて、参考にはなるがそれだけでは判断しにくいからです。

でも私は、それでも初めのうちはカロリー計算をすべきだと考えています

そこから、慣れてくればカロリー計算をやめ、1つステップアップして、PFC計算を初めてみることをおすすめしたいですね。

この記事では、なぜ「カロリー計算は参考程度にしかならない」と言われるのか、その理由と、初心者の方にはカロリー計算をおすすめしたい、私なりの理由をお話ししています。

この記事を書いた人

筆者:ダイエットアドバイザー

40歳を過ぎて急激に太ってしまい、一発奮起してダイエットを開始。何度も失敗しましたが、なんとか13キロのダイエットに成功し、4年以上維持しています。自分自身の経験から得た、苦労せず楽に痩せるための情報を発信しています。

私が3か月で13キロ痩せた記事はこちら

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40代おじさんが3か月で13キロ痩せられた方法【誰でもできる】

目次

「カロリー計算は無意味」と言われる理由

カロリー計算は無意味と言われる理由は、「参考にはなるが、それだけで正しい食事かどうか判断がつかない」からです。

ちょっと強引な例えをしますが・・・

これは、会社でいう「売上高」のようなものと言ってもいいかも。

確かに、売上がたくさんある会社は儲かっている印象を受けますが、でも本当のところは、その中身を見ないと何とも言えませんよね。

売上が上がっていても、それ以上に製造コストや人件費などの経費がかさんでいたらその会社は赤字なわけですし、もし借入金が多ければ、この売上じゃあ足らない、このままでは経営が成り立たない、そんな危険状態かもしれないわけです。

売上高は、参考にはなるけど、それだけで判断は難しい。

カロリー計算もこれとよく似ていて、1日の食事カロリーが低ければ太りにくい印象を受けますが、本当のところは、その「カロリーの中身」を見てみないと判断がつかないのです。

というのも、カロリーは、食事に含まれる三大栄養素である糖質・たんぱく質それぞれ1gあたりに4をかけて、脂質1gあたりに9をかけて、それらを合計しただけのもので、その食事に含まれるエネルギーの総量を「ざっくり」計算した数字にすぎません。

でも、痩せるうえで大切なのはその3大栄養素だけじゃなくて、食物繊維も、塩分も、水分も、どのくらい摂ったのかも本当に大切。だけど、カロリー計算にはこれらの要素はまったく考慮されていません。

さらに、同じ糖質でも、たんぱく質でも、脂質でも、太りやすいものもあれば太りにくいものもある。だけど、それも一切考慮せず、すべて一緒くたにして掛け算してるだけです。

そんなふうに、カロリーとはかなり「ざっくり」な数字なので、単純に高カロリーだから太る、低カロリーだから痩せるとは断言できないんです。

これが、「カロリー計算は無意味!」と言われている理由です。実際、私の経験でも、低カロリー生活を続けたら必ず痩せたというわけではありませんでしたし、高カロリーな食事をしたからといって、必ず太ったわけでもなかったです。

カロリーは、肥満と無関係とはいえないが、必ずしもイコールとはいえない、私はそんな印象を持っています。

でも、ダイエットをはじめたばかりの人は、それでもカロリー計算をすることをおすすめしたいです。その理由について、続いてお話しします。

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それでもカロリー計算をしたほうがいい理由

「ざっくり」な数字でしかないカロリーですが、私はダイエットしはじめの人はこのカロリー計算をすることをおすすめしたいです。

その理由は2つで、

・簡単だから

・食べるものを考える習慣が付くから

です。順番に見ていきます。

カロリー計算は簡単!

カロリーは、食品を買えば必ず表示されていますから、それを見ればいいだけです。また、外食でも有名チェーン店ならメニューごとのカロリーを公開していますから、そこで知ることができます。

ただ、外食ではなく自炊した場合は当然カロリー表示がありませんから、自分で計算する必要がありますが、それはちょっと面倒ですよね。でも、最近は便利なアプリがたくさんあって、食べたメニューを入力すれば、およそではありますがその1食のカロリーを教えてくれるものも多いです。

また、こうやって1食1食のカロリーをアプリに入れて、一定期間の総カロリーを振り返って把握することも、いとも簡単にできます。アプリによっては、カロリーだけじゃなくPFCまで表示してくれるものもありますが、はじめのうちはそこまで考えなくていいと思います。

また、その人に合った1日の総摂取カロリーは、ほんとは超難しい計算をして算出するものですが、これは非常~にめんどくさいです💧

だから、痩せたい人は、とりあえず

男性は1日1800kcal

女性は1日1600kcal

を目安にしていただければいいかなと思ってます。

カロリ―計算はいとも簡単です。だからこそ続けやすいですし、カロリー計算をきっかけに、「食べるものに関心を持つこと」が、ダイエットにおいては何よりも大切だと思っています。続いてお話しします。

食べるものを考える習慣がつく

先でも述べた通り、カロリー計算は非常に簡単ですから習慣になりやすいですし、また習慣になれば、自然と食べるものや飲むもののカロリーを気にし始めるものです。

私自身も、ダイエットするまえは自分の摂っているカロリーなんてまったくわかっていませんでしたが、カロリー計算をする習慣がついてからは、

「今日は朝食と昼食で1400キロカロリーもいっちゃったから、夕食の白米は抜いてお豆腐に変えようか」

って考えるようになりました。また、食材を買うときは必ずカロリーを見る癖がついて、

「こんにゃくって、超低カロリーじゃん!これは買いだな!」

みたいに、自然と低カロリーで満腹になれる食材を探すようになりましたね。

そしてこれこそが、ダイエット成功の第一歩であり、「人生において革命的な意識改革」なんだと、今でも思っています。

お腹がすいたら、食べたいものを好きなだけ食べる

これが許されるのは若い人だけ。40代からは、良くも悪くも体は食べたものの通りになります。カロリーを気にする習慣がつく=何を食べるかを気にする、この意識改革ができるかどうかで、その後の人生を大きく左右すると思っています

だからこそ、最初は簡単でハードルの低いカロリー計算を習慣にして、この「意識改革」をぜひとも体験して欲しいですね!

また、こちらの記事は、私が3年ぶりに自分のカロリー計算をしてみたときのものです。平均して1200~1400キロカロリーとかなり低めですが、カロリーの低さとは裏腹に、満腹感がすごいメニューなんです!こちらの記事も、合わせてお読みください。

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最後にこの記事をまとめておきます。

まとめ

カロリーは確かに正確ではないかもしれないけど、簡単に、食べるものに関心を持つ習慣をつけることができます。

日々、どんなものを食べるか?と気を付ける習慣があるかどうかで、その人の体型のみならず、健康状態も大きく左右されるものだと思います。

本来ダイエットとは、痩せるという意味ではなくて「健康を取り戻す」という意味です。正しい食事は痩せ体型を取り戻し、健康体を作ることにつながります。

人生の後半を、健康で豊かに過ごすためにも、まずはカロリー計算からはじめてみましょう。

当ブログでは、40代以上の方にむけたダイエット情報を発信しています。興味のある記事がありましたら、ぜひともお読みください。

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