この記事では、「刑務所に入れば痩せる」その理由と、痩せたい人にぜひ取り入れて欲しい「受刑者の生活習慣」について解説しています。
「刑務所に入れば痩せる」と聞いたことはありませんか?
私はもちろん入ったことはありませんが、多くの受刑者が、出所のときにはすっかり痩せていると聞きます。
あのホリエモンこと堀江貴文さんも、一時期刑務所に収監されて、そして出所のときは30キロ痩せて別人のようになって、世間を驚かせたのを覚えている人も多いと思います。
ではなぜ刑務所に入れば痩せるのでしょうか?
私はそこにダイエットの極意があると思い、この記事を書くに至りました。
だから、
・そろそろ体型が気になってきた
・ダイエットしたいけど何をやっていいかわからない
なんて人は、ぜひこの記事をお読みください。
この記事では、
刑務所に入れば痩せる理由
刑務所生活に学ぶダイエットの極意
痩せたい人が取り入れるべきこと
についてご紹介しています。
40代のおっさん/ダイエットアドバイザー/管理健康栄養インストラクター/食育アドバイザー
3か月で13キロのダイエットに成功、4年以上維持しています。40代~50代の方のためのダイエットに役立つ情報を発信しています。
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刑務所に入れば誰でも痩せるワケ
「ダイエットする、痩せる」=「激しい運動をする」、というイメージがあります。では、刑務所に入っている人は、毎日そんな激しい運動を強いられているのでしょうか?まずは、受刑者の1日の生活から見てみたいと思います。
受刑者の1日の生活
これが受刑者の生活の一例です。
1日のスケジュールの中に、運動の時間は30分程度。また、1日に約7時間ほど刑務作業をしていますが、その刑務作業とは、
・生産作業
木工、印刷、洋裁などで物品を制作する
・社会貢献作業
除雪作業や除草作業など
・職業訓練
自動車整備や介護、溶接など、出所後の就労のための訓練
などが主で、特別きつい作業というほどでもないようです。私はデスクワークですので、受刑者は今の私よりは体を動かしていますが、社会の人々の平均的な運動量と、さほど大きな違いはないと思います。
このように、特別激しい運動はしていないのに、堀江貴文さんをはじめ多くの受刑者がスリム体型で出所してくるのです。
きつい運動もしてないのに、なぜ痩せるの?
私が思う、一般社会と刑務所内での生活の大きな違い、それは運動ではなく「食生活」であり、そこに痩せるヒントが隠されているのだと思っています。
獄中での食生活はどんなもの?
多くの受刑者がみな痩せていく刑務所内での食生活は、いったいどのようなものなのでしょうか?
これをマネすれば痩せられるかも!!
その刑務所内での食生活の特徴を上げてみると、
・和食が中心で薄味
・1日3食決まった時間に決められた量だけ食べる
・甘いものはほとんど出ない
・夕食から就寝まで4時間以上空いている
なんです。順にみていきます。
・和食が中心で薄味
刑務所内での食事は、和食が中心です。基本的に、ご飯、汁物、おかずで、ご飯には麦が入っています。時々、パンやパスタなどが出る日もあるようですが、割合は非常に少ないそうです。
また、味付けは基本的に薄味。受刑者も、慣れるまではこの薄味が物足りないと感じる人も多いようです。
このような質素な食事にしてあるのは、受刑者に罰を与えるためではなくて、生活習慣病予防のためです。管理栄養士が、受刑者の健康を第一に考えて、低カロリー・低塩分で、かつ栄養バランスの取れた献立を考え、提供しているのです。
・1日3食決まった時間に決められた量だけ食べる
刑務所内では食事の時間は決められています。以前の私はいつも朝食は食べずコーヒーだけ飲んで出勤していましたが、刑務所内ではみなそろって朝食を摂ります。
また、食事は残しても咎められることはないそうですが、足りないと思ってもおかわりはできません。決まった量を食べたらそれで終わり、食べすぎることもできません。
・甘いものはほとんど出ない
刑務所内では、甘いものがほとんど出ません。これも、生活習慣病や虫歯の予防のためです。どんなに食べたくなっても、そこは獄中、とうやっても手に入りませんから、我慢するしかありません。
年に数回、甘いお菓子やジュースが出る日があるそうですが、受刑者たちはこの日が待ち遠しくてたまらなかったといいます。
また、あまりにも長期間、甘いものを制限されていたため、出所してからは甘党に変わった人もいるそうです。
・夕食から就寝まで4時間以上空いている
刑務所内での夕食は16:40からと、意外と早いんですね。その後、余暇時間があって、21時には就寝ですから、夕食から就寝まで約4時間空いていることになります。
よく、「食べてすぐ寝たら牛になるよ」なんて言いますが、これはじつは本当で、夕食を摂るのが遅く、食べてすぐ床に就くと太りやすくなり、また翌朝の朝食もしっかり食べられないので、健康にも良くありません。
夕食の時間を少し早めに設定しているのは、ここでも受刑者の健康に配慮しているためかもしれませんね。
刑務所内での食生活は、このような特徴があります。また、激しい運動はしていないようですが、でも1日のスケジュールの中に、30分程度の運動時間が設けられていて、これも健康を意識しての、運動不足の解消のためでしょう。
このように、受刑者は、徹底的に健康を「管理」されているのです。また、たとえ他の物が食べたくなっても、甘いものが欲しくなっても、出されたものを食べることしかできません。
受刑者がみな自然と痩せていくのは、プロが健康を第一に考えた食事、それだけを、長期間撮り続けるからではないかと思っています。
食事が変わるから痩せるのか!
受刑者が痩せていくのは、運動ではなく食事!
でも、痩せたいからと言って、刑務所に入るようなことをするわけにいきませんが、刑務所と同じ食生活に変えれば、自然と痩せていくはずですよね。
つぎに、受刑者の食生活にならって、健康的に瘦せるたに、私が日常で取り入れるていることをお話しします。
刑務所生活に学ぶダイエットの極意
刑務所に入れは、徹底的に食事を管理されるので、誰でも自然に痩せていきます。つまり、痩せたければ、刑務所内の食生活を真似するのが近道といえます。私が日常で取り入れていることは、
・1日3食きっちり食べる
・和食中心の低カロリーな食事にする
・外食は避け、お弁当を持参する
・甘い食べ物、飲み物は控える
・夕食から就寝まで4時間空ける
です。ただし、これら一気にぜんぶやろうとすると、ゲンナリしますよね。私も一気にやったのではなく、1つずつ生活に取り入れていきました。
ですから、これら全部やろうとするのではなくて、できそうだな、と思うものから、まずは1つでいいので、習慣にしてみて下さい。
できそうなことを1個だけ選んで、やってみよう!
それでは、順番に見ていきます。
1日3食きっちり食べる
皆様は、朝食はとっていますか?
私が太っていたころは、朝はコーヒーだけで、朝食はとっていなかったんですね。それは、時間がなかったのと、1日の摂取カロリーを少しでも減らせば、ダイエットになると思っていたからです。
でも、朝食を抜くとかえって太ります。私も、13キロ痩せた今でも、朝食は必ず摂るようにしています。
朝食を抜く習慣のある人は、バナナ半分くらいからでもいいので、少しずつでも摂る習慣を付けていきましょう。
また、忙しくてついお昼を抜いてしまったり、痩せたいからって夕食を抜いたりする人もいるかもわかりませんが、これらはすべて逆効果です。刑務所内での生活にならって、1日3食、しっかり摂るようにしましょう。
和食中心の低カロリーな食事にする
私は、食事はなるべく和食中心のメニューを心がけています。和食は、低カロリーでしかも栄養バランスもよく、ダイエットにはもってこいの食事内容ですし、じっさいに刑務所内の食事も和食がほとんどです。
また、いつか別記事でもご紹介したいのですが、魚には良質な油が豊富で、また納豆や豆腐は植物性たんぱく質が豊富に含まれています。和食は、ただ痩せるだけではなく、健康を維持するのに非常に効果的なんです。
だからこそ刑務所内で取り入れられているわけですし、それでじっさいに受刑者たちはみな瘦せていきます。ようは、理にかなっているんですね。
外食は控えてお弁当を持参する
外食は手軽で美味しいものですが、刑務所内の痩せる食事とは内容とはかけ離れています。私が太っていた頃によく食べていた、牛丼大盛やバーガーセット、コンビニ弁当などは、
このように、カロリーが非常に高いだけでなく、40代が食べすぎると太りやすい「炭水化物」と、「脂質」、そして生活習慣病のもとになりやすい「塩分」が非常にが多く含まれています。ですので、私は基本的に外食は避けるようにしています。
かといって、受刑者のように、外食を完全に断つのはちょっとさみしい・・・ですので外食は週に1回だけ、ご褒美として食べていますが、普段は職場にお弁当を持参して、食べています。
また、お弁当を持っていけば、たとえ、
今日はラーメンが食べたいなぁ・・・
と思っても、もう弁当がありますからね。食べ物を捨てるのはものすごく心が引けるもの。お弁当は、そんな外食したい欲を抑えてくれる効果もあります。
甘い食べ物・飲み物は避ける
私は、外食と同じように、チョコやアイスなど、甘いものは週1回のお楽しみにとっています。また、自宅にはウォーターサーバーがあって、毎朝出勤前に水筒に入れて持参して、普段はその水を飲むようにしています。
特に、甘い飲み物には要注意!
食べ物よりも飲み物のほうが、体の吸収が早いため、血糖値が上がりやすくなって、肥満や生活習慣病の原因にもなります。なるべく砂糖の少ないものを飲むようにしましょう。
また、どうしてもお腹が空いて間食したくなったら、今はコンビニでも低カロリーのおやつが売っていますので、それを食べるよう心がけてみて下さい。
夕食から就寝まで4時間空ける
遅い時間に夕食をとってからすぐ床に就くと、同じ食事でも太りやすくなりますし、また朝食も欲しくなくなるのでつい抜いてしまう、そんな悪循環になっていきます。
ですので、私は帰宅したらなるべく早くに夕食をすませ、寝るまでの時間と夕食の時間を空けるようにしています。
また、私はいつも晩酌をするのですが、そうするとどうしても寝るまえにお腹が空いてしまうことがあります。
だから、いつも野菜スープを作り置いて、寝るまえにお腹が空いたときは一杯飲むようにしています。そうすれば、お腹が温かく満たされて眠りやすくなりますし、野菜スープですから、遅くに食べてもあまり体の負担になりませんからね。
痩せたい人は、これらを少しずつ生活に取り入れるようにしてみてください。でも、最初にも申し上げた通り、一気にぜんぶやろうとするんじゃなく、
目標を1つに定めて、できそうなことからやってみる。習慣になったら、次にできそうなことをやってみる、少しずつで良いので、出来ることを増やしていくのが継続のコツです!
目標は1つ!できそうなことを1つだけやってみよう!
私は時間をかけて、この「刑務所に似た食生活」を1つずつ取り入れていき、そのおかげで13キロのダイエットに成功し、4年間一度もリバウンドしていません。
でも、このなかで一番苦労したのが、刑務所のような「質の高い食事を用意すること」でした。
私は料理が苦手でしたし、栄養学の知識なんて皆無でしたから、自分で刑務所レベルに質の高い食事を用意することがどうしてもできませんでしたが、
プロが用意した宅配食を食べる習慣に変えたことで、3か月で13キロ痩せることができました。
こちらの記事に、私が13キロ痩せた「宅配食」と、あわせてよく食べているダイエット用のパンやリゾット、スープなど、おすすめダイエット食品を6つご紹介しています。
ラクして痩せたい!とお考えの方はぜひあわせてお読みください↓
【効果アリ】ダイエットアドバイザーおすすめダイエット食品6選
もちろん取り入れるかどうかは自由ですが、知っておくだけでも損はないと思います。ぜひ読んでみて下さい。
まとめ
この記事では、刑務所の受刑者が痩せていく理由と、私たちが取り入れるべき生活習慣、
・1日3食きっちり食べる
・和食中心の食事にする
・外食は避け、お弁当を持参する
・夕食から就寝まで4時間空ける
についてお話ししました。だけど、よく考えたらこれってめちゃくちゃカンタンですよね。
私がダイエットを始めた頃って、「痩せたければ苦労するのがあたりまえ、苦痛に耐えないと結果は出ない」と思い込んで、きつい運動や極端な食事制限をやっていましたが、あまりいい結果にはなりませんでした。むしろ、この記事でご紹介したような、あまり苦労をしないですむ方法のほうがかえって痩せたんですよね。
ダイエットは継続が命です。だからこそ、自分に合った苦労の少ない方法を身に付けて、しっかり継続することこそが成功の秘訣だと思っています。そのためには、色んな方法をまず「知ること」が大切。
このブログでは、40代~50代の方が、ストレスなく痩せていくための色んな情報を発信しています。その他の記事もぜひお読み頂いて、自分にもできそうだと思うものがあれば、やってみて下さい!
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