この記事は、13キロ痩せて、一度もリバウンドしていない40代おっさんの私が、自分自身の体験に基づいて、リバウンドしないための3つのコツをご紹介しています。誰でも実践できる簡単な内容なので、ぜひ最後までお読みください。
40代になると、どうしても体型が気になり始めますよね。若いころと比べてお腹は出てくるし、健康診断の結果もあまりよくない・・・
だから、一発奮起してダイエットして、せっかく痩せることができたのに、あっという間にリバウンドしてしまった、なんて方も多いと思います。
私も40歳を過ぎてからどんどん太りはじめ、若いころに来ていたスーツが合わなくなって、サイズの大きいものに買い替えたのに、そのスーツも合わなくなるほど、猛スピードで太っていきました。
これは、その頃の写真です。
大きいサイズのスーツに買い替えたのに、さらに太ってしまって、ズボンのホックを外し、ベルトを緩めてやっと履けている状態・・・
こんな感じに太っていましたが、その後一発奮起して、なんとか13キロのダイエットに成功しました!
ですが、「40代でダイエットしてもリバウンドしやすい」と聞いていたので、ビフォーのときに着ていたスーツは、リバウンドしたときのために、捨てずにとっておいたのですが、今のところ4年以上着ていません。
この記事を書くにあたって、ビフォーの写真のとき着ていた大きいスーツをクローゼットから出してみたのですが、
ご覧の通り、すっかりカビが生えてしまってました。4年間ほんとうに一度もクローゼットから出していないので、それではカビが生えて当然ですね。
このように、私はてっきりリバウンドはするものと覚悟はしていたのですが、幸い、4年間一度もリバウンドはしていません。
なぜ私がリバウンドせずにすんでいるのか、自分の体験に基づいて、3つのコツがあるように思います。この記事では、私なりの「リバウンドしないコツ」をご紹介いたします。
この記事には、難しい内容は一切書いてありませんので、ぜひ最後までお読みください。また、これらをすべて実行する必要はありません。知っておくだけでも役に立ちますし、もし、これならできそうだな、と思うものがあったら、少しずつ実行してみてください。
40代のおっさん/ダイエットアドバイザー/管理健康栄養インストラクター/食育アドバイザー
自分のダイエット経験をもとに、40~50代の方が効率よく痩せられる情報を発信しています。
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私たちは「ダイエット中」という言葉に惑わされている
よく、「ダイエット中」という言葉を耳にしますよね。私もかつてはよく「ダイエット中だから・・・」って言ってたのですが、よく考えたら、これはじつはおかしな言葉なんですよね。
これがもし、「入院中だから・・・」ならわかります。今は入院してるけど、完治したら退院して、そうなれば好きなところへも行けるし、美味しいものも食べられる。だけど、それと同じような感覚で
俺いまダイエット中だから・・・
って、私たちは何気なく使っていますが、
これは、ダイエットは一定期間やれば終わり、というニュアンスが含まれていますよね。まるで、目標体重に到達したらダイエットは終了する、そんな印象を受けますが、もちろんそれは間違いです。
当然のことながら、ダイエットに成功したからといって、ダイエット前の生活習慣に戻ってしまえば、おのずと体型も元通り、つまりリバウンドしてしまって当然なのです。ダイエットとは「生活習慣を変更すること」ですからね、一時的なものではないんです。
だけど、かつての私のように、巷でも「ダイエット中」という言葉が使われるのをよく耳にしますが、せっかくダイエットに成功してもリバウンドする人が多いのは、その言葉に惑わされているからかもしれません。
「ダイエット中」ってヘンな言葉。惑わされないようにしよう!
続いて、私が思う「リバウンドしやすい人の特徴」についてお話しします。
リバウンドしやすい人の特徴
私が自分自身の体験を振り返ってみて、リバウンドしやすい人の特徴が3つあると思っています。それは、
1.高い目標を短期間でクリアして痩せた人
2.糖質制限で痩せた人
3.運動や筋トレ中心で痩せた人
です。順番にお話ししていきますね。
1.高い目標を短期間でクリアして痩せた人
これは、とても真面目でストイックな人に多いと思います。高い目標、たとえば「毎日ジムで2時間の筋トレと、1時間のジョギングを欠かさずやる!」「甘いものはいっさい口にしない!外食もいっさいやめる!」という、非常に過酷な目標を自分に課して、それを見事クリアして、短時間で痩せた人は、かえってリバウンドしやすいように思います。
というのも、こうした過酷なこと、辛いことって、終わりがあるからできること。冒頭にお話しした、ダイエット中という言葉のように、「ここまで行けば終わりだ、やっと解放される」と、心のどこかで思っている、だからこそ、一時的に辛いことにも耐えることができますが、目標体重に達して、なおその辛いことを継続できる人は少ないと思います。
また、高い目標、過酷な目標を掲げて実行すれば、短期間で目標達成できますが、これでは「習慣になっていない」んですね。だけど、これと逆で、低い目標でゆるいダイエットをやって成功した人のほうがリバウンドしにくいと思います。長期間かけてゆっくり痩せたので、その行動が習慣になっているからです。
ゆるいダイエットで、長時間かけて痩せた人は、目標達成してその行動をやめない。その行動が時間をかけて、しっかり習慣づいているから、それをやるのが自然なこと、当たり前になっています。こうなれば強いですね。
ダイエットは、低い目標で時間をかけて成功すると習慣になるからリバウンドしにくい!
2.糖質制限で痩せた人
ダイエットに興味のある方なら、「糖質制限」っていう言葉を知っていると思います。糖質制限とは、糖質が多く含まれる炭水化物、ご飯や麺類、パンなどを一切食事から抜くことで体重を落とす方法で、いっとき流行ったので、耳にしたことのある方も多いと思います。
で、これがやってみるとわかるのですが、本当に、面白いように体重が落ちます。糖質制限は誰でも短期間で大きな効果が出ますから流行ったんだと思いますが、長期間の過度な糖質制限はNGです。これは多くの医師や専門家が、口をそろえて言っています。
この糖質制限で痩せた人は、高確率でリバウンドします。
じっさい、私も年末年始で食べすぎたときなどは、期間を決めて糖質制限をすることがありますが、2日で1.5~2キロは落ちます。が、これは炭水化物とくっついていた「水分」が一気に抜けるからで、体脂肪が落ちたわけではないんです。
だけど、ダイエットしはじめの人ほど「やったあ!痩せた!」と嬉しくなって、糖質制限を続けてしまいますが、長く糖質制限を続けていると、たしかに体脂肪も落ちてはいきますが、それ以上に「筋肉」を落としてしまうんです。
炭水化物、糖質は、体を作るのに必要不可欠な栄養素。でも、それが入ってこなくなると、体は筋肉を分解してエネルギーを得ようとします。筋肉は体脂肪より重いですから、この筋肉が失われると、体重計の数字もどんどん落ちて、それがまた嬉しくなって、さらに糖質制限を続けてしまう。
そうやって糖質制限を続けるとますます筋肉が少なくなって、代謝が落ちてしまい、以前より痩せにくい体になってしまいます。だから、高確率でリバウンドしてしまうんです。
確かに、炭水化物、糖質の摂りすぎに注意することはダイエットには必要なことですが、過度な糖質制限をするのはリバウンドを招きやすくなるばかりか、健康を損なう可能性もありますのでやめましょう。
極度な糖質制限はダメ!ゼッタイ!
3.運動・筋トレ中心で痩せた人
ダイエットは、大きく2つに分けられます。
・運動、筋トレなど、体を動かすこと
・食生活を見直すこと
です。私はダイエットしはじめは、1つめの「運動」だけをやろうとして、何度も挫折しましたが、運動をやめて「食生活の見直し」にスポットをあてて、それだけを実行したところ、3か月で13キロ痩せることができました。
私のように、食生活の見直しで痩せた人はなかなかリバウンドしませんが、そうじゃなく、食生活の改善はせず、1つめの「運動・筋トレ」だけで痩せた人はリバウンドしやすいと感じています。
リバウンドしないための鉄則は「継続すること」ですよね。だから、食事改善も運動も、今まで通り継続できればリバウンドはしません。だけど、運動や筋トレは継続しにくいものです。実際、私は継続できず何度も挫折しました。
食事改善は継続しやすく、運動は継続しにくい、その理由はかんたんで、「食事」って、忘れることがないんですよね。どうしたってお腹はすきますから、食事を忘れるなんてことはありません。空腹を感じた時に食べるものを以前と変える、それが食事改善です。
だけど、運動や筋トレは、食事とは違って「やらなくても問題ない」ことですから、ついうっかりジムに行くのを忘れて帰宅してしまったり、仕事が遅くなって日課のジョギングができなかった、なんてこともあると思います。
また、食事と違って、運動は環境にも大きく左右されます。長く通っていたジムがつぶれてしまった、転勤になって通えなくなってしまった、春からジョギングをはじめたものの、梅雨に入ってできなくなった、怪我をしてしばらく走れなくなってしまった・・・
こんなふうに、自分は運動や筋トレをやろうと思っているのに、ちょっとした環境の変化で、それができなくなる、そんなこともよくあります。運動は環境に左右されやすいんです。また、食事と違ってやらなくても問題ないことだから、運動ができない時期が続くと、いつの間にかやめてしまって、気が付けばリバウンド、なんて人も多いんです。
だから、まずは「食事改善」に一点集中して、目標体重まで落とす。そうなれば、正しい食生活が身についていますので、リバウンドしにくいんです。そうなってから、運動や筋トレを始めてみるのが良いですね。特に筋トレは、細い体からスタートするとその成果がよくわかりますから、より楽しくなって、継続できると思いますよ。
あわせてこちらもお読みください。これは、40代からのダイエットは運動・筋トレより先に食事改善をすべき理由について書いた記事です。
まずは食事改善に一点集中!そこから運動をはじめよう
私がリバウンドしなかった理由
このズボンは、私がダイエットしはじめたとき、体重70キロの時に着ていたものです。4年間、一度もクローゼットから出していなくて、見てみたらカビが生えていました。ほんとに1度もリバウンドしていないことがおわかりいただけると思います。
ここから、私が4年間リバウンドしていない理由についてお話しします。
先ほどお話しした、リバウンドしてしまう人の3つの特徴は、
1.高い目標を掲げてクリアした
2.糖質制限をした
3.運動、筋トレ中心で痩せた
とお話ししましたが、私は偶然にも、すべてがその逆だったんですよね。べつに狙ったわけじゃなく、本当に偶然でした。
私はもともとズボラな性格ですから、運動や筋トレはやっぱり続きませんでした。そんなふうに、自分は継続ができない人間なんだ、って思っていましたので、運動で痩せることはもう諦めましたし、高い目標を掲げることもしませんでした。
まあ、これで痩せればラッキーかな!
くらいに軽く考えて始めたんですよね。今から思えば、どうもそれが良かったみたいです。だから、40代からのダイエットは、軽い気持ちでできそうなことから始めてみる、そんな気楽さでちょうどいいんだと思っています。
また、私はお酒もやめず、サプリも使わず、誰でもできる簡単な食事改善を知ったおかげで、過度な糖質制限をせず、むしろ何の苦労もなく13キロ痩せることができて、それを4年間継続できています。
こちらは、その誰にでもできる食事改善を行うにあたって、私自身がいつも食べているダイエット食品を6つご紹介しています。確実に痩せたい人はぜひこちらもチェックしてみてください↓
✔【効果アリ】ダイエットアドバイザーおすすめダイエット食品6選
軽い気持ちでやってみる、そのくらいの手軽さでOK!
まとめ
最後に、この記事の要点をまとめておきます。
・「ダイエット中」という言葉に惑わされないように!
・リバウンドしやすい人の特徴
1.高い目標を掲げて短期間で痩せた人
2.過度な糖質制限で痩せた人
3.運動、筋トレ中心で痩せた人
・まずは食事改善に一点集中!それを習慣にしよう!
・運動や筋トレは食事改善が身についてからやると効果的!
皆様のダイエットが成功するよう祈っています!
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