40代からのダイエットは筋トレ・運動をしないほうがいい3つの理由【体験談】

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この記事では、お酒をやめず、運動なし筋トレなしで13キロのダイエットに成功した私が、40代からのダイエットには、運動、筋トレをしないほうがいい理由3選について、自分自身の体験談に基づいてお話ししています。

この記事を書いた人

ズボラおじさん

40代の家族持ちのサラリーマン
かつては70キロのおでぶちゃんだったけど
ズボラなダイエット法で13キロ落とし、4年間
一度もリバウンドすることなく維持しています

私が13キロ痩せられた方法はこちら→40代おじさんが3か月で13キロ痩せられた方法【誰でもできる】

目次

40代になると太ってくる理由

よく、同窓会などで久しぶりに友達と会ったりすると、ほとんどの人が昔よりはぽっちゃりしていますよね。もちろん私もそうでしたし、むしろ、若いころの体型を維持している人のほうが少ないものです。でも、若いころと食べる量はほとんど変わっていないのに、なんで太ってしまうんだろう?って思いませんか?

それには「基礎代謝」が大きく関係しています。

「代謝」とは、人間が食べ物から得たエネルギーを使うこと。その種類は、大きく分けて3つあります。それは、

・基礎代謝

・生活活動代謝量

・食事誘発性熱産生

です。基礎代謝とは、何もしなくても消費するエネルギー。寝ていても横になってても心臓は動いていますし、臓器も絶えず動いています。この、じっとしてても消費されるのが、基礎代謝です。生活活動代謝量とは、体を動かしたときに使われるエネルギー。そして、食事誘発性熱産生は、食事した後に、食べたものを消化するときに使われるエネルギーです。

簡単に言えば、この3つの代謝の合計が多ければ多いほど、エネルギーをたくさん消費する=痩せる、その逆で、代謝が少なくなればエネルギーを消費しきれず余る=体脂肪として蓄積される、太る、ということになります。

その3つの代謝ですが、その割合は大きく違っていて、

出典:身体活動とエネルギー代謝 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

このような内訳になっています。基礎代謝が60%ともっとも多くを占めていますね。そして、人間の代謝の大部分を占める、この基礎代謝は、年齢とともに徐々に下がってしまいます。

年齢基礎代謝量(kcal/日)
15~17歳1610
18~29歳1530
30~49歳1530
50~64歳1480
65歳~74歳1400
出典:日本医師会ホームページ「健康の森」 (med.or.jp)

どんどん下がっていくんだね・・・

このように、人間の基礎代謝は18歳~29歳をピークにどんどん下がっていくものなのです。つまり若い頃はガンガンエネルギーを消費する体だったのに、少しずつ「省エネモード」になる、あまりエネルギーを消費しない体になっていくんですね。

ただでさえ人間の代謝の大部分を占めるこの基礎代謝が、加齢とともにどんどん下がってくるので、本当は、年齢に応じて食事量を減らさなければならないのですが、若いころと変わらない量を食べているので、昔のように消費しきれず太ってしまうんです。

つまり「食べる量が変わってないのに太る」のではなくて「食べる量が変わっていないから太る」ということなんです。

年齢を重ねると基礎代謝が落ちて太りやすくなる!

→【関連記事】40代男性が知らないうちにやってる痩せない習慣5選

だけど、この基礎代謝を上げるのは容易なことではありません。だったらしっかり運動して、運動で代謝を上げた方が良いのでは?と思われるかもしれませんが、私の経験上、それはむしろ逆効果になります。その理由をお話ししますね。

運動・筋トレでは痩せない理由その① 効果が低い

ダイエットといえば、ランニングなどの運動を思い浮かべる人が多いと思います。もちろん、かつての私もランニングにチャレンジしていましたが、全然痩せませんでした。

その、運動・筋トレで痩せない理由の1つめは、ズバリ「ダイエット効果が低い」からなんです。もちろん、健康を維持するためには、適度な運動が欠かせません。だけど、運動の体脂肪を減らす効果は、非常に低いんです。たとえば、30分のランニングをしてみたと想像してみてください。普段から運動していない人にとって、それはかなりしんどいことですよね。だけど、30分のしんどいランニングで消費できるエネルギーは、わずか200kcal程度・・・

お茶碗一杯の白米がおよそ240kcalですから、なんと、息を切らして30分間走っても、お茶碗一杯の白米にも満たないんです。それなら、無理してランニングするんじゃなく、いつもおかわりしている白米をおかわりせず、サラダに置き換えるほうがずっと楽ですよね。そんなふうに、苦労の割に報われないのが運動なんです。

例えば、運動+食事改善で10キロ痩せた人がいたとしたら、その人は運動しなくても9キロは痩せていた、ということなんです。

そんな、苦労の割に報われないのが、運動なんです。また、運動して満足して「ご褒美だー!」っていって甘いものやカロリーの高いものをパクパク食べてしまうと、せっかく運動したのに無駄になってしまう。だから、効率よくダイエットをするためには、まずは食事改善に集中することが何より大切ですね。

運動は苦労の割に報われない・・・

→【関連記事】40代おっさんが13キロのダイエットに成功した理由

だけど、ダイエット効果が低いからといって、まさかマイナス効果があるわけじゃない、だから運動はやっぱりするべきという人もいますが、じつは、僕自身の経験で、運動はダイエットにマイナスの効果があったんです。なぜ運動が逆効果になってしまったのか、続いてお話ししますね。

運動・筋トレでは痩せない理由その② 挫折しやすい

運動・筋トレでは痩せない理由その②が、挫折しやすいからです。ダイエットとは、言い換えれば「新しい習慣を身に付けること」です。

毎日何も考えず好きなものを食べる習慣から、低カロリーでバランスの整った食生活に変える。これが完全に身について、習慣になってしまえば、何も苦労はありませんよね。それが当たり前になる=習慣になると、難なく継続でき、そうなればしめたもの。どんどん痩せていきます。これは運動も同じで、毎日ジョギングすることが習慣にさえなってしまえば、苦労せず続けることができますが・・・

しかし、食事改善と運動、同時に2つの新しい習慣を身に付けようとすることは、なかなか難しいものです。また、多くの人が「運動」に挫折してしまうのですが、そうなると、食事改善と運動のどちらも辞めてしまう人が多いと思います

これはもう、私自身がまさにそうでした。ダイエットしようと決めて、まずは仕事から帰って、ランニングウエアに着替えてジョギングをし、それが終わったら野菜中心の食事をとって・・・でも、仕事が長引いて帰りが遅くなったり、雨が続いたりして、しだいにジョギング回数が少なくなり、とうとうやめてしまう。

で、このとき、運動はやめてしまって、でも食事改善は続けていたら良いのですが、「食事改善&運動」と、セットで捉えているだから運動に挫折すると、同時に食事改善もやめてしまうんですよね。真面目な人=完璧主義な人ほど、目標の1つが失敗したら、ああ、もうダメだ、失敗だ・・・と考えて、どちらもやめてしまうもの。

また、この「挫折体験」は、尾を引きます。再度チャレンジしようと思っても「あのときもダメだったから・・・」と思い出してしまったり、「どうせまた辞めてしまうんだ・・・」とネガティブな気持ちになったりして、また次の挫折を招きやすくなるもの・・・

でこの「食事改善」と「運動」ですが、取り組むのはどちらが簡単でしょうか?

多くの方が「食事改善」のほうが、まだ簡単そう、と思われるんじゃないでしょうか。前章で、運動は苦労の割にあまり痩せない、だから食事改善に集中すべき、とお話ししましたが、これは運動よりも挫折しにくいから、というのも大きな理由の1つなんです。

それから、慣れない運動は、怪我のもとにもなります。若い頃は体が柔軟ですが、年を取るにつれ固くなってしまうもの。かるくつまづいただけでも足をくじいてしまったり、筋を痛めてしまったりすることもある。そうなれば、せっかく始めたダイエットも中断せざるを得なくなります。

なので、目標は1つに絞ること!まずは、挫折しにくく、しかも、運動よりずっと効果が高い「食事改善」に一点集中して、それを身に付けること、習慣にすること!これを心がけて下さい。

目標は1つに絞る!まずは「食事改善」に一点集中!

→【関連記事】ホリエモンが30キロ痩せた「刑務所ダイエット」に学ぶダイエットの極意

続いて、運動・筋トレでは痩せない理由の3つめについてお話しします。

運動・筋トレでは痩せない理由その③ 痩せてることがわかりにくい

運動・筋トレでは瘦せない理由その③は、「痩せてることがわかりにくいから」なんです。これは特に筋トレに言えることですね。

筋トレをして、筋肉がついてくると、「基礎代謝」が上がり、太りにくくて痩せやすい理想的な体になっていきます。だから筋トレをするのはとても良いことなんですが、でもダイエットしはじめは筋トレは避けた方が良いです。それは「痩せてることがわかりにくいから」なんですね。

その理由はかんたんで「脂肪よりも筋肉の方が重い」から。脂肪と筋肉を比べると、なんと約20%も、筋肉のほうが重いんです。筋トレ・食事制限を続けていくと、自然と体脂肪が減り、筋肉が増えていきますが、そのせいで、体重は変わらないか、むしろ重くなっていきます。

自分が痩せているかどうかは、やはり毎日の体重の計測でわかるもの。だけど、せっかく苦労して食事制限も筋トレもやってるのに、ちっとも体重が落ちない、むしろ増えてきた・・・これは、ダイエットのモチベーションを下げる大きな原因になります。

これが、プロのダイエットコーチなら、その人の体脂肪が減っているのかいないのかがちゃんとわかりますが、初心者にはそれがいまいちわからない。だから、せっかく筋肉量が増えて体脂肪が減ってる、とても良い状態なのに「苦労してもちっとも効果が出ない・・・」と、そう誤解して、辞めてしまう人も多いんです。

だから、まずは食事改善で適正体重まで落とすこと。それができれば、完全に正しい食事が身について、習慣になっていますので、そこから筋トレを始めてみるのが良いですね!また、細い体になってから筋トレをスタートすると、筋肉の増大もより実感できますから、筋トレのほうも楽しく継続できると思いますよ!

ズボラおじさん

まずは「食事改善」だね!

筋肉は重い、だから「痩せていない」と勘違いしてしまう

→【関連記事】40代からは「時短ダイエット」5つのダイエット方法の時短ランキング

最後に、運動や筋トレは決して悪いことではない、ということもお話ししておきます。

運動も筋トレも大事だけど、順番を決めて取り組もう

この記事を読んで、どうか誤解しないでいただきたいのが、「決して筋トレや運動は悪いことではない」ということです。健康を維持するためには、適度な運動は不可欠ですし、運動不足は生活習慣病を招きやすくなります。また、筋トレで筋肉量が増えれば、見た目もかっこよくなるし、基礎代謝が上がって、痩せやすく太りにくい、理想的な体になっていきます。

だけど、大切なのはその「順番」なんですね。一度にたくさんの目標を立てると、どうしても挫折を招きやすくなります。だから、いちばん簡単でいちばん効果の高い食事改善だけに集中して取り組んでそれでまず適正体重まで落とす。それができてから、運動や筋トレを始めることをおすすめします。万が一、運動や筋トレをやめてしまっても、食事が習慣として身についていればリバウンの心配はありませんからね。

目標は一点集中!このことをぜひ覚えておいてください!

筋トレや運動は、適正体重まで落としてからはじめよう!

こちらの記事では、普段から運動しない私がいつも食べているダイエット食品6選を紹介しています。この食品のおかげで、身長172cm体重57kgを4年以上維持できています。

運動しないで痩せたい人はぜひお読みください!

【効果アリ】ダイエットアドバイザーおすすめダイエット食品6選

まとめ

最後にこの記事の要点をまとめておきます。

40代になると太るのは、基礎代謝が低下するから

・運動のダイエット効果は思ったより高くない

運動・筋トレは挫折しやすい

筋トレは痩せていることがわかりにくい

目標は1つに絞る。

運動・筋トレは、食事改善で適正体重まで落としてからはじめよう

皆様のダイエットが成功することを祈ってます!

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