「ダイエットしたいけど、続かないだろうな・・・」
「前もやったけど続かなかったし・・・」
と、そう思っていませんか?もちろん、私もダイエットにチャレンジしたものの、挫折してはやめ、再び奮起するもまた挫折して・・・その繰り返しでした。
でも、正しい習慣が身に付いたことで、大した苦労もなく、3か月で13キロのダイエットに成功し、4年以上継続しています。
ダイエット成功の秘訣は「継続」です。
いかに苦労なく継続できるかが成功のカギとなります。
この記事では、ダイエットを継続するためのコツについてご紹介しています。
こんな人はお読みください
ダイエットしたいけど継続する自信がない
過去に挫折して失敗したことがある
挫折する原因が知りたい
挫折しないで継続するコツが知りたい
この記事は、ランチェスター経営戦略といって、中小零細企業が大企業と戦っていくための経営術「弱者の戦略」が、私自身のダイエットにも大いに役立ちましたので、その内容のご紹介です。
「弱者の戦略」とは「一点集中」です。そこに継続の秘訣があります。
ぜひ最後までお読みください。
この記事を書いた人
40代のどこにでもいるおっさんサラリーマン
自分自身のダイエットの経験から、ブログを通じてお役立ち情報を発信しています
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ダイエットが続かない理由
皆様の周りに、「ダイエットにチャレンジしたことがある」という方はおられるでしょうか?きっと、たくさんおられると思います。
だけど、その人たちのなかで、「ちゃんと痩せた!成功した!」という人は何人くらいおられますか?おそらくは、数えるほどしか浮かばないのではないでしょうか。もしかしたらゼロかもわかりませんね。
そういえば、全然思い浮かばない・・・
もちろん、私も「ダイエットにチャレンジしたけど失敗した」枠の人でしたよ(笑)
そう、ダイエットを継続させて、見事成功した人って、本当に少ないんですよね。かつての私をふくめ、ほとんどの人が辞めてしまってます。
では、なぜ多くの人々はダイエットが続かないのでしょうか。
これは、マイボイスコム株式会社が、11,006人を対象に、ダイエットに関するアンケート調査を行ったときのデータです。
(出典:【ダイエットに関するアンケート調査】)
ダイエットを辞めた理由の、堂々一位が
面倒くさくなった
なんです。まあ、これは納得ですよね。私も何度も失敗した経験があるから、その気持ちはよくわかります。
で、自分自身のその失敗体験を振り返ってみて、なぜ面倒くさくなったのかというと、それはズバリ、
「習慣にできなかったから」
の一言に尽きると思います。
私たちは、学校や仕事へ行く前に、歯を磨いて髪をととのえて、女性ならお化粧してから出かけますよね。これを忘れることはないと思います。
朝の歯磨きや身だしなみって、それが面倒だとは思わない。というよりは、自動というか、体が勝手にやってくれているような感覚ですよね。
それは、身だしなみが完全に習慣になっているからです。ダイエット行動も、歯磨きと同じように習慣になってしまえば、それをするのが当たり前、それが面倒だとは思わなくなるものです。
だけど、多くの方が「面倒だから」という理由でやめてしまうのは、習慣として身についていないからです。
しかし、逆に言えば、正しいダイエット方法が習慣として身についてしまえば、それをやるのが当たり前になる。
そうなれば、ダイエットはもう成功したも同然ですよね。
挫折するのは、習慣として身についてないから
続いて、ダイエットを習慣として身に付けるためのヒントをお話しします。
「弱者の戦略」って何?
「弱者の戦略」という言葉は、もとはイギリスのフレデリック・ランチェスターという人が開発した、戦争に関する理論ですが、それを、戦争ではなく「経営」に置き換えたものが「ランチェスター経営戦略」です。
弱者である中小零細企業が、強者である大企業に勝っていくために研究された理論「ランチェスター経営戦略」、弱者の戦略とは、そのなかで登場する言葉です。
この「弱者の戦略」をダイエットに置き換えてみると、継続のヒントが見えてきます。まずは、
・ランチェスター経営理論って何?
・「弱者の戦略」を日常に置き換えると?
・「弱者の戦略」をダイエットに置き換えると?
の順にお話ししますね。
ランチェスター経営理論とは
このランチェスター経営戦略を簡単にご説明すると、
まず、大企業である強者は、全体主義・拡大主義・重装備が基本戦略です。
強者は、店舗数や従業員数を増やし、取り扱い商品を増やして、幅広い地域や幅広い年齢層をキャッチしようとしますが、
弱者である中小零細企業の戦略はその逆で、全体主義ではなく、軽装備、部分主義、限定化が基本。
軽装備とは、つまり無駄な店舗は閉めて、従業員も最低限度に、という戦略ですね。そして「弱者の戦略」のなかで最も大切なのが、「部分主義・限定化」です。
幅広い地域、幅広い顧客層をカバーしようとするのは強者のやり方。
そうじゃなくて、弱者は「ウチは〇〇市だけで売り上げを上げる!」「ウチは30代のファミリー層だけにターゲットを絞る!」という、部分主義。つまり、地域やターゲットの限定化が基本となります。
よく「高級食パン専門店」なんて見かけますが、あれこそまさに限定化ですよね。「ウチは菓子パンも手作りパンも食パンもあります、高級品からお求め安いものまで、幅広く取り揃えてます」とはやらない。
そうじゃなくて「ウチは食パンだけ。それも、高級品だけを取り扱います」これこそ限定化であり、弱者の基本戦略です。つまり、
「弱者の戦略」とは「一点集中」なんですね。
これは会社経営における話ですが、これは日常生活でも大いに活用できます。
「弱者の戦略」を日常に取り入れると?
たとえば、勉強の苦手な中学生がいて、なんとか学力を上げて進学校へ通いたい!とそう思ったとき、
国語も英語も数学も社会もがんばろう!
これだと、何から手を付けていいかわからないし、いちどに全部をやろうとしても、きっとうまくいかないでしょう。
そうではなくて、まずは、科目の中でも少しは得意な「国語」に集中しよう!徹底的に、国語の勉強だけに力を入れて、それで国語で上位が取れるようになったら、次に得意な「英語」に力を入れる。英語がクリアできたら次は社会を・・・
このように、ターゲットを絞って1つずつクリアしていくほうが、一気に全部をやろうとするよりもずっと成果があがるものです。
この考え方は、ダイエットに置き換えることもできます。そうすれば、「継続」のコツがわかってきます。
「弱者の戦略」をダイエットに置き換えると?
「ダイエットするために、毎日2時間ジムに通ってトレーニングして、終わったら有酸素運動を1時間やって、帰ったらプロテインを飲んで鶏ささみとブロッコリーを食べて、食後はスクワットして・・・」
こんなふうに、あれもこれも取り入れて、少しでも多くのダイエット行動をしようとするのは、「強者の戦略」です。で、この強者の戦略を取るべき人たちは、すでに体の出来上がった人。
すでにしっかり筋肉がついて、その上さらにバルクアップを目指す人や、すでにモデル体型だけどさらにボディメイクに磨きをかけようとする人のやり方、つまり上級者向けなんですね。
でも、ダイエット初心者はこの逆の、「弱者の戦略」つまり、あれこれやろうとするのではなくて、一点集中です。
目標を1つに絞って、それだけに集中する。他のことはまだやらない。定めた1つの目標が完全に習慣として身についてから、次なる目標を決めて取り組む。この繰り返しです。
続いて、じゃあ何に集中すればいいのか、についてお話しします。
何に一点集中すればいい?
これは、人それぞれ得意分野がありますから、ネットで色んなやり方を探してみて、そのなかで少しでも自分が好きなこと、できそうなことを1つ選ぶのが良いと思います。
体を動かすのが好きな方は、ランニングに一点集中してもいいし、スポーツが得意な人は、何かサークルに入ってみてもいい。筋トレが好きな人はジムに通ってトレーニングするものいいし、ロードバイクを始めるのもいいですね。
まずは「自分が好きなこと」からやるのが一番継続しやすいです。
でも、欲をかかないことが大事。初めは「1つだけ」です。だけど、
得意なことなんてないなぁ・・・
という人は、まずは「食事に一工夫」を加えてみるのがおすすめです。次では、一点集中は食事改善にすべき理由をお話ししますね。
弱者の戦略とは、目標を1点に定めること!
定める目標は「得意なこと」がいい!
得意なことがない人は「食事改善」がオススメ!
一点集中は「食事改善」がオススメ!
続いて、「得意なことがない人は、とりあえず食事改善に目標を定めるべき!」についてお話ししますね。
これは私の体験なんですが、ダイエットしはじめの頃は、何も考えずに「ランニング」をしようと決めたんです。だけど、体を動かすのは得意じゃないし、好きでもないし、むしろ苦手。だから、案の定続かなくて挫折してしまいました。
べつに得意なことなんてなかった私ですが、運動をやるよりも、食事を見直すほうがまだできそうだ、と思って、つぎは食事改善をやってみたら、それはすぐに習慣として身について、そこからやっと痩せはじめたんです。
私の経験上、運動よりも食事改善のほうが、簡単に習慣になると感じています。
というのも、私にとってのランニングのように、まだやったことのないこと、初めてやることを、それから先の習慣にしていくのはややハードルが高いものです。べつに、誰かに強制されているわけではありませんからね。
冒頭でご紹介した通り「面倒だ」と思ったらすぐやめてしまう、それが人間です。
でも、食事って、当たり前ですけども、毎日毎日食べていますよね。食事改善というのは、すでに習慣になっていることに、少し変更を加えること。まったく新しい習慣を身に付けようとするよりは、ずっとハードルが低く、習慣として身に付きやすいんです。
また、運動よりも、食事改善のほうが効果が出やすいです。
たとえば、私がやろうとして挫折した「ランニング」ですが、後で調べて分かったこと、それは、
一日30分のランニングをして、それで消費できるカロリーは、200kcal程度。これは、白米お茶碗1杯分よりやや少ないくらい。
だったら、ランニングをやるよりも、いつもおかわりしている白米をおかわりせず、サラダに置き換えるほうがずっと楽ですし、簡単です。
しかも、ランニングは、今までやっていなかったことを新しく習慣にしようとするのに対して、おかわりせずサラダを食べるのは、すでに習慣になっている食事に一工夫くわえるだけですよね。
じっさい、私もランニングではちっとも痩せなくて、しかも続かなくて挫折しましたが、食事を見直すことはカンタンにできたし、それで体重は落ちていきました。
運動よりも食事改善のほうがずっと簡単でしかも効率が良いんですね。だから、一番はじめに「一点集中」するにはもってこいの目標です。
自分は得意なことが何もない、という方は、ぜひ食事改善から始めてみて下さい。きっと、すぐ習慣付いて、自然と体重が落ちていくと思いますよ!それで目標体重に達して、さらに、やってみようと思えば、筋トレや運動など、次なる目標を決めてみても良いですね!
得意分野のない人は、食事改善に1点集中!
ただ、食事改善といっても、やり方は本当にたくさんありますから、
何からはじめていいかわからない・・・
という方も多いと思います。
こちらの記事では、私が食事改善に取り組んだおかげで、3か月で13キロ痩せることができた、誰でもできる食事改善の方法について少し詳しく書いています。何からはじめていいかわからない、そんな方はぜひお読みください!
✔40代おじさんが3か月で13キロ痩せられた方法【誰でもできる】
まとめ
最後に、この記事の要点をまとめておきます。
・弱者の戦略とは「一点集中」のこと
・ダイエット初心者はあれこれやらず一点集中しよう
・習慣になってから次の目標にとりかかろう
・好きなこと得意なことに集中するのが継続のコツ
・得意分野のない人は「食事改善」に集中!
・食事改善は運動よりも効果大
・食事改善は運動よりも習慣になりやすい
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皆様のダイエットが成功するよう祈ってます!!!
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