この記事では、アボカドのカロリーやダイエット効果についてご紹介しています。痩せたい人はアボカドを1日1/2個食べるのがおすすめです。
【この記事を書いた人】
ダイエットアドバイザー/管理健康栄養インストラクター/食育アドバイザー
アボカドは身近な食材で、そのおしゃれな見た目から女性人気も高いですよね。
アボカドは独特の濃厚な口当たりがあるので「もしかして太るんじゃない?」って思ったことのある人も多いはず。
でも、アボカドは痩せたい人にはおすすめの食材なんです。
この記事では、
・アボカドのカロリーや栄養素
・アボカドのダイエット効果
・アボカドの選び方や保存方法
これらのことがわかるようになっています。
食事を見直して痩せたい人はぜひ参考にしてみてください。
アボカドの消費量は30年で23倍に増加
アボカドは野菜のような見た目ですが、じつは果物です。
日本でのアボカド人気はここ30年で急増。海外からの輸入量は1988年に3370トン→2020年では約8万トンと23倍に増加しています。
(出典:税関JapanCustoms )
筆者は40代で、確かに子供の頃にアボカドを食べた記憶はありませんでしたが、今やとても身近な食材になりましたね。
このアボカドにはどのようなダイエット効果があるのでしょうか。
まずはアボカドのカロリーや栄養素についてご紹介します。
アボカドは1個あたり247kcal、脂質が多め
アボカドは森のバターとも呼ばれ、なんとなく太りやすいイメージがありますよね。
ここでは痩せたい人にとって気になる、アボカドのカロリーや栄養素を見ていきましょう。
カロリー | 247kcal |
タンパク質 | 2.94g |
脂質 | 24.5 |
炭水化物 | 11.06 |
3大栄養素のなかでも特に脂質を多く含んでいるのが特徴です。
アボカドのカロリーは他の果物と比較して多いのでしょうか。続いて見ていきます。
アボカドは他の果物と比べて高カロリー
アボカドは1個247kcalで、100gあたり123kcalとなっていますが、果物と比較してみるとどうでしょうか。
アボカド | 123kcal |
バナナ | 93kcal |
りんご | 53kcal |
キウイ | 51kcal |
ミカン | 49kcal |
メロン | 45kcal |
いちご | 31kcal |
このように、アボカドは果物のなかでもトップクラスにカロリーが高いんです。
だったら痩せたい人は控えたほうがいいの?って思いますよね。
でも筆者はよくアボカドを食べていますし、ダイエットを成功させたい人にはしっかり食べて欲しいと思っています。
そのアボカドの持つダイエット効果について、続いてご紹介いたします。
アボカドの3つのダイエット効果
カロリーだけを見ると太りやすそうなアボカドですが、痩せたい人には嬉しい3つのダイエット効果があります。
このアボカドのダイエット効果を知り、うまく食事に取り入れてみてください。
【アボカドの3つのメリット】
- 脂質は不飽和脂肪酸
- カリウムが豊富
- ビタミンB群が豊富
脂質は不飽和脂肪酸
アボカドは他の食材と比べて脂質が高いのが特徴です。
脂質=油ですから、なるべく控えたほうがいいと思われがちですが、脂質にも種類があり太りやすいものもあれば太りにくいものもあります。
アボカドの脂質は「不飽和脂肪酸」と呼ばれる太りにくい部類の脂質で、オリーブオイルやナッツなどにも含まれている、痩せたい人にはおすすめの油なんです。
カリウム
アボカドに含まれるカリウムという栄養素は、体にたまった水分を外に排出する手助けをしてくれるため、しっかり摂ることでむくみ解消につながるんですね。
つい食べ過ぎてしまった日はどうしても体重が増えてしまいますが、じつは増えた体重のほとんどがむくみ、つまり水分なんです。
そんな時はアボカドを食べてむくみを取ってあげることで、体重を早く元に戻すことができます。
水分とはいえ、体重計の数字が下がったらうれしいものですよね。
ビタミンB群
アボカドには、ビタミンB1、B2、B6などのビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は、痩せたい人は食べ過ぎ注意の糖質・脂質の代謝を助けてくれる働きがあり、ダイエットにとって欠かせない栄養素なんですよね。
このように高いダイエット効果があるアボカドですが、やはり1個あたりのカロリーはやや高めなので、食べ過ぎは禁物。
痩せたい人は1日あたり1/2個食べるのがベストです。
アボカドはダイエットだけじゃない!アボカドの持つ美容、健康効果
アボカドにはダイエット効果があるだけではなく、健康・美容にも効果的な栄養素が豊富に含まれています。
【アボカドの美容・健康効果】
- 食物繊維が豊富
- 葉酸が豊富
- ビタミンCが豊富
食物繊維が豊富
アボカドには1個あたり約10gの食物繊維が含まれていますが、これはキャベツ半玉に匹敵するほどの量。
食物繊維は腸内環境を改善してくれる働きがあるので便秘解消にもなりますし、血糖値の上昇も抑えてくれる優れた栄養素です。
葉酸が豊富
アボカドには葉酸と呼ばれる栄養素が豊富に含まれています。
葉酸には赤血球の生産を助けて貧血を予防する働きがあり、また細胞の成熟に大きく関係している、健康維持ために大切な役割を担っています。
ビタミンC
アボカドに含まれるビタミンCは肌へのダメージを与える活性酸素を抑える働きがあり、また皺の改善、シミの予防やすでにあるシミの改善などに役立つ、美肌効果ばつぐんの栄養素です。
痩せたい人のアボカドの選び方のコツや保存方法、保存日数
アボカドをダイエットに取り入れるため、食べごろの美味しいアボカドの選び方や保存方法などについても覚えておきましょう。
食べごろのアボカドの選び方
食べごろのアボカドの選び方のポイントは3つです。
- 黒に近い緑色をしている
- テニスボールくらいの弾力がある
- ヘタ周りに隙間がある
黒に近い緑色をしている
収穫してすぐのアボカドは緑色をしていて、この状態だと実がまだ固くやや食べにくい食感なんですが、時間の経過とともに黒身を帯びてきて柔らかく食べやすい状態になっていきます。
アボカドを買うときはなるべく黒に近い緑色を選ぶようにしましょう。
テニスボールくらいの弾力がある
若いアボカドは手で押しても固く弾力がありませんが、熟して食べごろになると硬式のテニスボールくらいの弾力が出ます。このくらいの柔らかさになると食べごろです。
ヘタが沈んでいる、取れている
アボカドは熟すと水分が抜けるため、ヘタが少し実のなかに沈んでいたり、取れてたりしますが、これは食べごろを示す1つのサイン。
選ぶときはヘタをよく見て買いましょう。
アボカドの保存方法と保存日数
熟したアボカドは冷蔵保存で約4~5日くらい持ちます。冷凍庫保存なら約1か月は保存ができます。
アボカドがたくさんあって5日で食べきれそうにない場合は冷凍保存をおすすめします。
また、切ったアボカドをそのままにしておくと、断面が黒く変色し見た目が悪くなるので、切り口にレモン汁やオリーブオイルを塗り、断面にぴったりとラップをかけて保存すれば変色を防ぐことができ、その後も美味しく食べられますよ。
痩せたい人に!アボカドにピッタリのリゾット
よくテレビやメディアで「〇〇ダイエット」みたいな、1つの食材ばかりを食べ続けるダイエット方法が流行ったりしますがこれはNG。ダイエットに大切なのはバランスですから、いろんな食材を食べることが大切なんです。
だから、痩せてスリムになりたい人はアボカドばかり食べるんじゃなく、ほかの食材とうまく組み合わせることが重要なんですね。
そこで筆者のおすすめが、アボカドにぴったりの「PFCリゾット」です。
アボカドって、和食よりもリゾットのような洋食によく合いますからね。
PFCリゾットとは、富山中央食品さんが販売している、痩せたい人にイチオシのダイエット食品。
この栄養成分表示を見るとわかるように、一食わずか209kcalかつたんぱく質が豊富で逆に脂質は3g以下と、とても低く抑えられています。
このリゾットだけでも痩せることができますが、この一食にアボカド1/2個を足すとさらに理想的な栄養バランスになります。
厚生労働省が推奨している栄養バランスは、たんぱく質30%、脂質20%、炭水化物50%ですから、アボカドを足すことで黄金の栄養バランスが実現!
合計333kcalと超低カロリーかつ、ちょうど凸と凹が組み合わさったようにお互いに不足している栄養素を補い合っている状態です。
また、前述したようにアボカドの脂質は痩せにくい不飽和脂肪酸ですし、他のダイエット効果もばつぐんです。
短期間でスリムな体系を手に入れたい方は、アボカドのサラダとPFCリゾットを組み合わせるようにしてみてください。
PFCリゾットのお値段やメニューについては、こちらの公式サイトに詳しく書かれてありますので、ぜひご参照ください。
\詳しくはコチラ/
また、こちらの記事では私がいつも食べているダイエット用冷凍食品、インスタント食品についてご紹介しています。興味のある方は合わせてお読みください。
この記事は以上となります。
お読みくださってありがとうございました。
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